アモイ市の80年代生まれの公務員である原涵さんは最近、小学3年生の息子の原偉瀚さんと特殊なテストを受けている。「父と子のとりかえっこ」をテーマとする西瓜視頻のバラエティ番組「成績が悪くてもOK?」が、オフラインの実験を開始した。アモイ大同小学校の3年生の児童と父の50組が「立場をとりかえっこ」した。父が生徒になり、児童の期末テストを体験した。
同番組は小学生のテストで実際に出題されている10万弱の問題を集め、職業・所得・地域文化が異なる21組の一般家庭を毎回招いている。父が解答し、子供が観戦する。子供は父が自ら解答する困惑を目にし、保護者はテストに挑む子供の焦り、それから両親から頭が悪いとなじられる時の苦しさを実感できる。
テストを受けた50人の父のうち、満点を取った人はいなかった。今回の最高点は93点で、全体の平均は66.8点。
実際のテストの内容よりも、「生活テスト」はより興味深く考えさせられる。このテストは父と子が単独で解答する。問題は子供の誕生日、子供の友人やアイドルなど、子供のプライベートな情報が中心的だ。テストの結果により、多くの父が自分の子供を余り理解していないことが分かった。
西瓜視頻の関係者である荘軍氏によると、同番組は立場を取り替え、テストを受ける親子の新の姿を通じ、家庭教育に隠された世代間の壁、コミュニケーションの障害、教育の不足といった問題を生活から画面に映し出し、多くの家庭から注目されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月22日
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