日本人女性がバレンタインを拒絶? 元凶はチョコレート

日本人女性がバレンタインを拒絶? 元凶はチョコレート。ある米国メディアは、日本人女性が自国の独特なバレンタインデーの伝統を拒むようになっていると伝えた…

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発信時間:2019-02-15 11:37:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ある米国メディアは、日本人女性が自国の独特なバレンタインデーの伝統を拒むようになっていると伝えた。この伝統の「主役」はチョコレートだが、チョコレートが日本人女性に何をしたというのだろうか。

 

 米CNNの14日の報道によると、西側のバレンタインデーと異なり、日本人女性は職場の男性や恋人にチョコレートをプレゼントする。この伝統の発端は1958年に菓子メーカーが始めたイベントで、女性が男性にチョコレートをプレゼントするようになった。1980年代、チョコレートメーカーはこのような「不公平」を逆転させたいと考え、3月14日のホワイトデーが誕生した。この日、日本人男性は女性にお返しをする。しかし、女性がプレゼントするチョコレートの方が受け取る量より多いケースが多い。どうであれ、この伝統で得をするのはメーカーである。バレンタインデーのチョコレート販売量は日本の年間販売量の3分の1を占める。

 

 バレンタインデーの伝統は日本人の不満を買うようになっている。テンプル大学の専門家は、このようなバレンタインデーは本来の意味から全くかけ離れ、日本の父系制のシンボルになっていると指摘する。9日、東京でこの伝統に抗議するバレンタイン粉砕デモが行われた。ある参加者は、「バレンタインが消費を煽る文化や、独り身の人たちの負担になるべきではない」と話す。また、職場でチョコレートを配るのも不適切だと考える人もいる。個人の価値が受け取ったチョコレートの数で判断されたり、同僚との比較心理が生まれたりもする。

 

 日本人女性は近頃、男性にではなく自分にチョコレートを買うようになっている。東京のある研究で、女性の約60%が自分にチョコレートを買っていることがわかった。バレンタインにチョコレートを買う前提は恋人がいることかもしれないが、日本では独り身の人が増えている。そのため、チョコレートを渡す相手を探すことも容易ではない。このような状況下で、ある日本人作家は、チョコレートの象徴は愛情から友情に変わりつつあると考える。この変化は伝統の打破であり、チョコレートメーカーの利益も損なわないため、悪いことではない。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月15日

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