北京国際園芸博覧会、生活体験館を訪れて

北京国際園芸博覧会、生活体験館を訪れて。

タグ:北京国際園芸博覧会 

発信時間:2019-04-14 09:25:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 北京国際園芸博覧会の北東には、7つの建築物が組み合わさって出来た建築物がある。その間を貫く通路が各建築物を一つに織りなし、ぬくもりあふれる村にしている。これが生活体験館だ。遠くに山を望み川が近くを流れ、果物畑と麦畑が広がり、街が縦横に交差し民家が並ぶ風景は、「田畑に道が行き交う田園の市場」という設計理念を余すところなく表現している。


 斜めの軸線により麦畑の景観、メイン入口広場、景観中庭などを結びつけ、これらの空間に別の意義を備えることで、景観文化軸を形成した。そのうち建築物の手前のエリアは「種まき」をテーマとしている。開けた麦畑により、観光客は作物の四季の変化を実感し、春耕と秋の収穫を体験できる。メイン入口広場は「成長」をテーマとする。果物畑が広がり、広場の観光客に涼しさをもらす。またこの広場を屋外活動の中心とし、定期的にイベントを開催する。景観中庭のテーマは「灌漑」で、屋内空間に一階と二階を結ぶ坂を作り、花を植えた。日差しが天窓の格子を通して注ぎ込み、中庭に彩りを添える。小川が坂をゆっくりと流れ落ち、一階の景観池に注ぎ込む。これは自動制御の循環型灌漑システムで、植物に水分と栄養を提供する。


 生活体験館の外部の材料はいずれも、現地の土を使用している。これらの壁は北方の村の重厚感を与え、人々に伝統的な建築材料への注意を促す。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月14日

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