海外メディアによると、ソフトバンク傘下のHAPSモバイルは24日、アルファベット(グーグル親会社)傘下の気球通信網プロジェクト「ルーン」に1億2500万ドルを投資すると発表した。
ソフトバンクCTOでHAPSモバイルCEOの宮川潤一氏は声明の中で、「5G時代が到来しても、我々は世界の人口の半分以上がインターネットに接続できないという現実を無視してはいけない」とした。
HAPSモバイルとルーンは、地上の基地局がカバーできない地区に高速インターネットサービスを提供することを目指し、高空飛行ネットワークサービスシステムの開発に力を入れている。ルーンは大型気球に設備を搭載し、HAPSモバイルは大型ドローンを使用する。
両社は、日本3大通信事業者の1つと世界最大の科学技術会社の1つの「長期的」提携だと称している。
ルーンとHAPSモバイルは24日、共同声明を発表し、「提携は商品技術が市場に採用される鍵になる」とした。双方は互いの技術の使用、空中・地上ネットワーク設備の標準化、監督管理への共同参与などを検討していく。
宮川氏は、「我々の技術、見解、経験を集め、成層圏からのグローバルネットワークの提供を加速化したい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月26日