中ロ双方が先日調印した5Gプロジェクト協力パートナー協定について、コルニア氏は「この協定は両国の通信企業の戦略的協力を推し進めるだけでなく、ロシアの5Gネットワーク商用化の基礎を固め、両国経済貿易関係の持続的発展も促す」と話した。
『日本経済新聞』は、ある機関の予測データを引用し、5Gは中国に巨大な経済効果をもたらすと論じた。また、5G商用化はスマホ産業の発展も促すという。
ドイツ紙『ハンデルスブラット』ウェブ版は、中国は予想より早く5Gライセンスを発行し、周波数帯の分配を通して5G建設のペースを早め、これは多くの欧州諸国をリードしていると論じた。現時点で、欧州の3分の1の国が5G周波数帯の入札時期を設定していない。
ブラジルのサイト「Tecmundo」は、中国の5Gライセンス発行は本国の通信インフラの建設と事業発展だけでなく、関連の海外企業の発展も促すと論じた。
米国のフィッチ・レーティングスが先日発表した分析報告によると、中国の5G発展は規模効果、穏健な中央協調政策と特許技術のおかげと言える。中国の5G作業は安定して進み、ライセンスを取得した中国企業は整備されたサプライチェーンを有し、莫大なモバイル通信ユーザーの数も5Gの発展を後押しした。
米国の科学技術サイト「Tech Crunch」は、5G分野の通信機器メーカー、携帯電話メーカー、チップメーカー、アプリ開発業社などを含む各業者は、中国の5G発展のチャンスを手にしようと作業を強化していると論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月14日