あるメディアがアップルのスマート音声アシスタントSiriがユーザーのプライバシーを含む録音を国際請負業者に発送し人工分析していると報じたことについて、アップルは、ユーザーは録音される比率はSiriの使用量の1%以下で、多くの録音内容がわずか数秒間だとコメントした。
アップルは、録音を国際請負業者に発送し人工分析するのはサービスの質を改善するためだと説明。ユーザーのリクエストとアカウント情報は関連せず、録音は安全な環境で分析し、査定人全員がアップルの厳格な守秘義務を守っているという。
しかし、外国メディアは以前、請負業者の内部関係者からの情報として、アップルはユーザーに録音と分析していることを伝えておらず、これらの録音行為はユーザーが知らないうちにSiriを起動させた場合も含むため、自分の氏名、位置、連絡先などの記録されたくない会話情報もある可能性があると伝えた。
Siriのほかに、アマゾンのAlexa、グーグルのGoogle Homeなどのサービスも人工評価ポイント方式でサービスを向上させ、個人情報漏洩が懸念されている。アマゾンとグーグルはユーザーが録音をある用途に使用されないように選択できるが、アップルのユーザーは位置情報をオフにする、またはSiriを完全に使用できないようにするしかない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月29日