杭州が1000万人都市になる見通し これらの都市が好まれる理由とは

杭州が1000万人都市になる見通し これらの都市が好まれる理由とは。

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発信時間:2019-08-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 この2都市の将来の計画も「増加」ではなく「抑制」に重点を置いている。『北京都市全体計画(2016年--2035年)』は、2020年までに常住人口を2300万人以下に抑え、2020年以降はこの水準を長期安定させることを要求。『上海都市全体計画(2017年--2035年)』は、2035年までに上海の常住人口を2500万人前後に抑えるとしている。


 注目すべきなのは、常住人口が1000万人を突破したからと言って、これらの都市が超大都市になるわけではない点である。


 武漢、臨沂、石家荘などの都市は総人口が1000万人を超えたが、都市化率が高くない。例えば、武漢市の13管轄区は広大な農村を含む。石家荘の8区13県(市)を見ると、大量の人口が県と市に分布している。臨沂と南陽も同様に、都市化率はそれぞれ57.4%と46.23%で、全国平均の59.58%より低い。これらの都市が本当の意味で大都市や超大都市になるには、長い道のりを歩まなければいけない。

 

 南開大学経済・社会発展研究院中国都市と地域経済研究センターの王家庭准教授は、「人口が大都市や超大都市に密集するのは長期的な傾向になる。将来、大都市の拡張と小都市の縮小という都市の二極化がより顕著になるだろう」と分析した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月3日

 

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