実は、これは安徽省宣城市の森林で、1088本の木がある。インターネットオークション中継で、2人の裁判官は商品を紹介しただけでなく、ネットユーザーの質問にも答えた。あるユーザーが「家を落札して、所有者が家を空にしない場合はどうするか」と尋ねると、金首裁判官は以下のように答えた。
期限内に空けない場合は罰金、拘留の措置がとられ、厳しい場合は公安機関に移送され、執行拒否罪で刑事責任を追究される。そのような行為は執行拒否行為にあたるため、心配する必要はない。また、必要な場合は裁判所が強制退去させるため、我々の不動産は購入者にきれいな形で渡すことができると保証する。
2人の裁判官は商品を紹介しながら、問題に答えて不安を解消し、司法知識の普及も行った。例えば、司法オークションの厳粛性について、金首裁判官は「落札後に後悔した場合は代償を支払う必要がある」と紹介した。
落札後に「いらなくなったから保証金を返してもらえるか」というのは非現実的である。自分の提示価格で落札に成功し、残金を支払わなかった場合、保証金の没収、再オークション時の参加禁止などの処罰を受けることになるという。
1時間以上にわたり商品を紹介し、青島市の海が見える家は451万元で落札された。携帯電話番号は8万9000元、寧波の住宅地の駐車スペースは約4万元で落札。今回のオークションで落札された品は34点、金額は1億元を超えた。このような成績に、2人の裁判官は興奮した。
「私たちが紹介するのはオークション品や商品だけでなく、法執行の理念、規範執行の措置、さらに公正な司法の初心」だと話す。
あるネットユーザーは、「普段はかしこまったイメージの裁判官が中継するとは、可愛い」と書き込んだ。また、裁判官らの中継レベルはネットの人気者に負けておらず、中継中に質問に答えることで、司法オークションに「不明点をなくす」という部分が加わった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月17日