書店が人気を集めるが、紙の本の1人あたり平均読書量は伸びていない
近年、特徴的な書店が人気を集め、「文化ランドマーク」や「ネットの話題」となり、多くの人が訪れている。その一方で、統計を見ると、中国の紙の本の1人あたり平均読書量はそれほど変化していない。
杭州市在住の蕭迎さんは先日、北京を観光し、故宮や胡同などの特徴的なスポットだけでなく、前門の歩行者道路付近にあるPAGEONE北京坊店も訪れた。
近年、有名になる書店は北京、さらに全国的に増えている。これらの書店はインターネットで口コミがよく、文学青年の間で伝わり、人気スポットになる。
数年前は実店舗の命運が懸念されたが、実店舗は「上質化」や「特色化」を通して急速に活気を取り戻し、独特なデザインで街中の「文化ランドマーク」となっている。行ってみるだけでなく、ネットで話題の書店には何があるのかという疑問もある。
北京、上海、南京、西寧など全国各地でここ数年、書店が台頭している。従来の本棚が数列、カウンターが1つといった「売店」スタイルではなく、デザインと雰囲気を重視した「都市の新ランドマーク」となっている。