ブルガリアのメディア『24 Chasa』は先ごろ、「中国の奇跡が世界の貧困解消を後押し」というタイトルの記事で、中国が貧困を解消し、中所得社会を建設する目標において成果を上げたと称賛した。
記事によると、中国では2019年に1000万を超える人々が貧困から脱却した。中国は、貧困解消と中所得社会建設を実現する目標の最終段階にある。中国の成功は中国共産党と中国政府が国民を中心に据えた努力の結果で、貧困解消は中国の社会・経済発展の主要目標だった。中国政府は貧困解消のために明確な計画を策定し、一貫して貧困解消の方法を模索してきた。これについて国連発展途上国協力問題特使のジョディー・チェディック氏は、世界の模範との見解を示している。
世界で7億人余りの人々が、国際基準の貧困銭を下回る生活をしている。国連の持続可能な開発のための2030アジェンダでは、極端な貧困の解消が主要目標とされている。中国は、国連のミレニアム開発目標を最初に実現した国で、発展途上国の模範として国際社会の支持を得た。
2018年に開かれた第73回国連総会で、農村地区の貧困解消に関する決議が採択され、「貧困人口に対する的確な援助」に関する中国の考え方と手法が記載された。中国の電子商取引が発展した過程をみると、中国ではオンライン小売事業者が経済成長に貢献すると同時に、産業イノベーションが貧困解消と新たな就業機会の創造を後押ししている。
記事は最後に、中国が2020年までに国内の極端な貧困問題を解消することを計画していると伝えた。これは、人類史上の奇跡となるだけでなく、国際社会が貧困解消に取り組む自信をもたらし、世界の持続可能な発展にも貢献するとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月12日