豪邸には大型プール、業務規模の厨房、複数のエレベーター、地下駐車場がある。内装には数百万ポンド相当の金属片が使用されているという。
この不動産はかつて、サウジアラビア国王のサウード・ビン・アブドゥルアズィーズ氏が所有していた。
サウード・ビン・アブドゥルアズィーズ氏の死後、一時放置され、内部のシャンデリア、カーテン、ドア、4つの24カラット金メッキごみ箱など一部物品がオークションに出品された。
市場関係者は、この取引は2020年ロンドン豪邸市場の最大の見どころとなり、1つのバロメーターになり、ロンドン高級市場の好転を後押しすると分析。また、イギリスのEU離脱が近づき、世界の最富裕層は下落し続けるポンドに目を向けているという。
公開資料によると、この豪邸を購入した張松橋氏は中渝置地の法定代表人、実質的支配者、会長で、メディアから「重慶の李嘉誠」と言われている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月13日