新型コロナウイルス、武漢が最新情報を発表

新型コロナウイルス、武漢が最新情報を発表。

タグ:新型コロナウイルス 武漢

発信時間:2020-01-20 14:17:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 武漢市衛生健康委員会は20日未明、次の情報を発表した。18日0−24時にかけて、武漢市の新型コロナウイルス感染に伴う肺炎が完治し退院した患者は5人で、患者が新たに59人確認された。死者は1人。19日0−22時に1人が完治・退院し、新たに77人の患者が確認された。


 武漢市は各級・各種医療機関の下調べ・トリアージ、発熱外来診察の規範化を踏まえた上で、改正版新型コロナウイルス感染の肺炎診療プランに基づき、新型コロナウイルス感染に伴う肺炎の疑いのある患者のスクリーニングをさらに拡大した。同時に検査プランをさらに改善し、検査フローを最適化し、検査のペースを上げた。国・省・直轄市の専門家チームが臨床症状、疫学、病因学の検査結果を結びつけ、総合的な研究と判断を行った。18日に新たに確認された新型コロナウイルス感染に伴う肺炎患者は59人。19日は77人で、2日合計で136人。


 136人の患者のうち男性は66人、女性は70人。年齢は25−89歳。発症の時期はいずれも18日以前。当初の症状は発熱、せき、胸の不快感、呼吸困難が中心。改正版治療プランに基づき、患者の症状が軽症・重症・危険に分類された。うち軽症は100人、重症は33人、危険は3人(うち死者は1人)。新規患者の疫学調査が展開中で、濃厚接触者の追跡も行われている。


 19日午後10時現在、武漢市で報告された新型コロナウイルス感染に伴う肺炎患者は累計198人。完治・退院は25人、死者は3人。現在も170人が入院治療中で、うち軽症は126人、重症は35人、危険は9人で、いずれも武漢市指定医療機関で隔離治療を受けている。濃厚接触者を累計817人追跡し、727人の医学観察を解除した。現在も90人が医学観察を受けている。濃厚接触者から関連症状は確認されていない。当局は感染の疑いのある患者の試料採取と検査を継続する。


 冬・春季は呼吸器感染症、ウイルス性肺炎のピークだ。専門家は市民に対して、防寒、室内の換気と個人の衛生に注意し、運動をし体を鍛え、健康的な食生活を維持し、人の集まる場所での活動を避けるよう提案している。せきやくしゃみが出る場合はマスクを着用するか、ティッシュやハンカチで口と鼻を覆うことで、菌の拡散を防ぐ。発熱やせきなどの症状に注意し、症状が出た場合は直ちに近くの病院で診察を受けるべきだ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月20日

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