「中国野菜の里」寿光市 供給は十分、一部価格低下

「中国野菜の里」寿光市 供給は十分、一部価格低下。2日午前、体温測定を終え、記者は中国最大の野菜集散地である寿光地利農産品物流パークに入った。パーク内は慌ただしく、多くの人が値段交渉、梱包、出荷、重量測定などの作業を行なっている。  野菜を乗せたトラックが取引を行うハウスを慌ただしく出入りする。ハウス内で作業する人たちはマスクをつけ、電光掲示板に新型コロナウイルスの予防知識が表示されている…

タグ:野菜集散地

発信時間:2020-02-03 18:00:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 寿光市文家街道桑家荘村のハウスで、桑雪梅さんはキュウリのつるを摘み取りながら、「ここ数日は価格が安く、生産量は平年と変わらない」と話した。桑家荘村の桑漢平党支部書記によると、村には256軒のハウスがあり、キュウリ、トマト、唐辛子、インゲンマメなどを栽培し、1日にそれぞれ約2万5000キロ生産している。


 中国寿光野菜日価格指数によると、キュウリや大根などの価格は20%以上値下がりし、ジャガイモ、長カボチャなどは15%以上値上がりし、野菜総合日価格指数は3日連続で下落した。


 寿光地利農産品物流パークの総経理補佐の国明茜さんは、供給が十分なため、一部の野菜価格が下落するのは正常な市場の動きだと考える。野菜の全体的価格は合理的区間にあるという。


 寿光物流パークの野菜供給能力は川下市場のニーズを上回っている。寿光市商務局の情報を見ると、川下市場の需要減少の影響を受け、ここ数日、寿光から北京や上海などに出荷される野菜の品種、量、価格は全体的に低下傾向にある。


 2003年のSARS発生期間、寿光は武漢市に平価で1日600トンの野菜を供給した。国明茜さんは、「物流パークには数百台の輸送車があり、武漢に向かう車両が20台あるほか、北京などの都市に出荷する車両、供給源も問題ない」と話した。


 また、寿光地利農産品物流パークは野菜の供給と価格の安定を保証するマニュアルも作成した。国明茜さんによると、物流パークの電子決済センターは価格指数早期警戒に基づき、ある野菜の供給力が不足すれば、パークはすぐにその栽培業者を探し、生産地から野菜を調達して取引する。

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