武漢雷神山医院の各準備作業が順調に進み、第1陣の医療スタッフが進駐した。32エリアが開設され、新型肺炎患者の治療が全力で行われている。
5万平方メートル、7万5000平方メートル、7万9900平方メートルと、感染症流行を前に、わずか6日で雷神山医院の総建築面積は3回にわたり拡張され、その難易度は非常に高いと言える。
危険がある場所には党旗がはためく。感染症との闘いで、出征者は真っ赤な党旗を高く掲げている。
雷神山医院の建設現場では、8人の出稼ぎ労働者からなる党員突撃チームが作業した。建設の情報を耳にし、黄陂区在住の黄坤さんは建設業に携わる仲間を数人集め、1年間楽しみにしていた春節の一家団欒を断念し、家族に説明する間もなくすぐに雷神山医院に向かった。彼らは出稼ぎ労働者党員突撃チームを結成し、プロジェクトの機械・電力設備の作業を先頭に立って進めた。
「党と人民の犠牲になる準備が常にできている」。1月28日午後、中建三局雷神山医院プロジェクト指揮部は臨時党委員会を設立し、6チームの党員突撃チームと7チームの青年突撃チームに旗を授与した。儀式で、プロジェクトに参与する120人以上の党員は真っ赤な党旗の前で入党の誓詞をかみしめ、戦いに打ち勝つ決意を示した。
煙のないこの闘いで、共産党員は勇敢に立ち向かい、「党員の自分が先頭に立つ」という意気込みを見せている。現場の人数は増え続け、大型機械設備と輸送車が行き来し、3000セット以上のプレハブ小屋、3000セットの機械・電力物資が建設現場に次々と到着した。
6000万人以上のクラウド現場監督が見守る中、雷神山医院は瞬く間に建設された。「スピードの背後には、我々の先進的な管理と技術がある」。中建三局の党委員会書記で会長の陳華元氏によると、雷神山医院の建設は工業化建造技術を全面的に採用し、設計の標準化、生産の工場化、建造の組立化、施工の一体化、管理の情報化を実現し、効率と品質に最大限配慮した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月10日