ロボット配達、顔認証受け取り デジタル化が宅配を便利に

ロボット配達、顔認証受け取り デジタル化が宅配を便利に。配達物を満載した自動運転車は走行中に周囲の環境を感知し、人や車両などの動態・静態の障害物を避けながら進み、ステーションからスマートラックまで運ぶ...

タグ:ロボット配達 顔認証 宅配

発信時間:2020-02-17 13:54:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「シェアサービス」が見どころ

 

 宅配業の発展と拡大に伴い、消費者のサービスの質に対する要求が高まっている。サービス業である宅配業のデジタル化において、ユーザー体験の持続的向上が目標になる。

 

 国家郵政局の発表によると、2019年第1四半期の消費者宅配サービス満足度は77.6ポイントで、前年とほぼ横ばいとなった。宅配サービス輸送時間は61.54時間で前年より8.46時間短縮。72時間定時輸送率は72.63%で、前年比7.93ポイント上昇した。

 

 宅配受け取りの便利さは宅配企業のサービスの質を判断する1つの基準にすぎず、消費者の体験を向上させる余地はまだ大きい。消費者にとって、「ブラックテクノロジー」を導入しているかどうかは重要ではなく、安くて便利、安全性と効率の高いサービスこそが宅配企業が生き残る鍵となる。技術をビジネス、ユーザーの体験とどのように結びつけるかが宅配企業にとって試練となる。

 

 現在、科学技術を通したコスト削減と効率向上と同時に、宅配企業は情報の安全とユーザーのプライバシー保護の技術を重視している。多くの宅配企業が送り主と受取人の名前、電話番号の一部などの個人情報を隠す伝票を使用している。荷物の発送・受領時、配達員はQRコードで配達情報を管理する。順豊はデータセキュリティ責任者を設置し、基本情報およびビッグデータのセキュリティ管理、ブロックチェーンなどの技術を通し、データの安全を保障している。

 

 高宏峰氏は、「物流の科学技術化、インターネット化は今後の発展の大きな動きである。宅配業は産業およびサプライチェーンの連携を進め、公民の標準徹底、科学技術商品の応用、関連政策の整備、監督管理の実行などの面で革新的な作業を展開する必要がある」との見解を示した



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月17日

 

 

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