中国の「助け合い」防疫外交 世界と運命を共に

中国の「助け合い」防疫外交 世界と運命を共に。

タグ:防疫

発信時間:2020-05-26 17:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 感染症流行は「一帯一路」の協力にも短期的にダメージが及ぶが、広い心で長期的に見ると、「一帯一路」共同建設の見通しは依然として広い。王毅氏は、感染症の発生後、各国の経済成長、民生保障への願いは強まり、「一帯一路」共同建設の原動力に満ち溢れていると述べた。中国は沿線国と共同で「健康シルクロード」と「デジタル・シルクロード」の建設を推し進めていく。


 感染症により世界が「切り離され」る中、中国の外交は逆行して前進している。王毅氏はこれを電話、手紙、動画を主なルートとした「クラウド外交」モデルだと表現し、防疫が常態化する中で中国の外交は以下の5つの任務に着目していると紹介した。1つ目は国内発展への全力奉仕、2つ目は国家利益の確固たる維持、3つ目はパートナー関係の持続的深化、4つ目は多国間主義の保護、5つ目は国際協力の積極的な拡大。


新型の大国関係を積極的に構築


 100年に一度のパンデミックにより、100年で変化した大国関係に変数が急激に増加した。中国は積極的に行動し、全体的に安定しバランスよく発展する大国関係を構築した。


 中米関係は大国関係の中の主な矛盾であり、わずかな事が全体に影響を及ぼす。王毅氏は以下の見解を示した。中米両国が最もすべきことは、まず互いを参考にし防疫経験をシェアし、両国それぞれの防疫に助力することである。2つ目は、国際社会の期待に応え、防疫の多国間協力に共同で参与し推し進め、世界の防疫に積極的な役割を果たすこと。3つ目は、感染症の長期化と防疫の常態化に着眼し、感染症の両国経済および世界経済へのダメージの早期緩和についてマクロ政策を協調的に話し合うこと米国の一部政治家が中国に圧力をかけ、さらには中国の発展ルートを変えようと目論んでいることについて、王毅氏は「中国は米国を変える気などなく、米国の代わりになろうなどと思っておらず、米国も一方的な願望で中国を変えることはできず、14億人の中国人の現代化という歴史的歩みを阻止することなど不可能だ」とはっきり述べた。


 中ロ双方は政治面で信頼し合い、経済面で協力を強化し、国際事務の面で支え合い、世界戦略の安定維持の重要な柱となっている。王毅氏は、中ロ関係は「政治ウイルス」で破ることのできない障壁だと述べた。中ロの共同防疫の経験は、感染症流行後の中ロ関係グレードアップの原動力に変わる。双方は戦略協力レベルを引き続き強化し、100年で変わった新ラウンドの変化をともに迎える。

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