武漢市衛生健康委員会は16日午前に公式サイトで、6月15日の0時から24時にかけて武漢市では新規の無症状感染者と、医学観察を受ける濃厚接触者が出ていないと発表した。現在の最後の無症状感染者3人はPCR検査を2回連続で受け、陰性反応を示したため、専門家チームの認定を経て正式に隔離医学観察を解除された。これにて武漢市の無症状感染者及びその濃厚接触者が完全にゼロになった。
武漢市は5月14日から6月1日にかけて集中的なPCR検査を行い、無症状感染者を300人発見し、1174人の濃厚接触者を追跡した。今回のしらみつぶしの調査では、無症状感染者から他者への感染は確認されなかった。しかし武漢市は無症状感染者を規範的に管理し、発見・報告・隔離・処置の全フローの閉ループ管理を厳しく実行した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月16日