末端の現場に立つ代表、農村振興のために休まず奮闘

末端の現場に立つ代表、農村振興のために休まず奮闘。農村が栄えれば国も栄え、雇用が安定すれば社会も安定する。昨年末に開かれた中央農村活動会議は、脱貧困攻略の勝利の後、農村振興を全面的に推進しなければならないと指摘した…

タグ:農村振興 貧困扶助

発信時間:2021-03-04 14:55:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(五中全会)は、第14次五カ年計画の任務を打ち出した。これには脱貧困攻略の成果の定着・拡大と農村振興の効果的な連結が含まれる。今年の中央1号文書はさらに、脱貧困攻略の成果の定着・拡大と農村振興の効果的な連結の5年間の過渡期を設けるとした。


 国家農村振興局が先月25日、正式に設立された。これは中国の脱貧困攻略戦の全面的な勝利の象徴だ。


 観光産業を農村振興の武器に


 三清山風景名勝区港首弁事処党委書記の童磊氏は、インタビューに応じた際に「末端の人大代表として、『緑水青山こそ金山銀山、生態環境保護こそ生産力の保護』という理念をしっかり樹立する。保護優先を堅持し、生態の優位性を高め、生態観光、林業経済、ヘルスケアなどのグリーン産業の発展に取り組む」と述べた。


 引漿ショオ族村は三清山の北の山麓に位置する、現地で唯一の少数民族村だ。ここは景色が魅力的で、村の悠久な歴史と文化、ショオ族の独特な風情がある。童氏は「正確な貧困扶助の対象と農村振興主体の効果的な連結に取り組むためには、現地の自然環境、文化資源、生態資源を利用し、主導産業の発展に力を入れ、新興産業を育み、鉄皮石斛を栽培し、ミツバチを飼い、果実酒を醸造し、農村観光の発展に力を入れなければならない」と述べた。


 「今や祝祭日になると、名を慕い引漿村を訪れる観光客が後を絶たない。年間観光客数は約3万人で、出稼ぎしている多くの村人が村に戻り民宿を経営し、農産物を販売している。出稼ぎよりも所得水準が大幅に上がった。農村観光は現地の脱貧困、富の創出、農村振興の重要な手段の一つになっている」


 脱貧困攻略の任務を予定通り完了も、奮闘する者は歩み続ける


 脱貧困攻略の成果は得難いものだが、再貧困のリスクが常に存在する。そのため脱貧困は動的かつ常態的な取り組みであるべきだ。農村振興戦略の全面的な実施の難易度は、脱貧困攻略に劣らない。山西省運城市新絳県貧困扶助開発サービスセンター主任の呂暁波氏は記者に、「8年間の正確な貧困扶助、5年間の集中的な攻略により、新絳県は脱貧困攻略戦で重大な勝利を収めた」と述べた。


 「今後は相対的貧困の問題に焦点を絞り、再貧困防止の長期的かつ効果的なメカニズムを構築し、健全にする。貧困者の内的原動力を絶えず引き出す。現場の幹部は奮戦を続け、恒久の脱貧困の実現に持続可能な原動力を提供する。農村振興を全面的に推進し、高品質・高効率の農業、農村の快適な暮らしと職業、農民の豊かな生活の実現を目指す。多くの人々により大きな達成感、幸福感、安心感をもたらし、未来の支えを増やす」


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月4日

 

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