【新華社北京12月4日】中国国家医療保障局は3日記者会見を開き、最新版の国家医療保険適用医薬品リストの調整結果を発表した。新たに収載された医薬品は74種で、直接収載された医薬品が7種だった。交渉を経て収載された独占生産医薬品は67種で、平均で61・7%値下げされた。また、臨床価値が低く、代替可能性が高く、国家調達プラットフォームでの調達量が比較的少ない医薬品11種がリストから外された。
調整後、同リストに収載された医薬品は2860種となった。内訳は西洋医薬品が1486種、中医薬製剤が1374種だった。中医薬の飲片(煎じ薬用薬材)は調整されておらず、892種のままだった。
国家医療保障局医薬サービス管理司の黄華波(こう・かは)司長は、同局設立から4年連続でリストを調整したと説明。累計507種の医薬品を医療保険適用範囲に組み入れ、調達量の少ない一部医薬品を外したと述べた。
「新華網日本語版」2021年12月4日