8日に北京冬季五輪女子フリースタイルスキーのビッグエアで金メダルを獲得した後の記者会見で、一部の米メディアとネットユーザーの批判をどう見ているかという英紙「ガーディアン」からの質問に対して、谷愛凌選手は「すべての人に満足してもらうつもりはない。私はただの18歳の女性で、自分の生活を楽しもうと思っているだけだ。実際には他人が嬉しいかどうかなどそれほど気にしていない。私は全力を尽くし、すべての過程を楽しんだと感じている」と答えた。
谷選手はまた、「私を信じない、もしくは私が好きでないならば、それは彼らの損失だ。私は米国にいても中国にいても自由だ。スポーツは私たちを分裂させるのではなく、人々を団結させるため用いられるはずだ」と述べた。
1枚目の金メダルを獲得すると、谷選手はSNSを通じ海外の人々と自分の喜びを共有した。それに対するコメントの大半はスキー界の有名選手、彼女の友人、ファンからの祝福だったが、彼女が「中国を代表し出場」したことに関する非友好的なコメントも一部あった。
200件以上の「いいね」を集めた英語のコメントはこうだ。「彼女が成功できたのは主に自分の苦しい努力と家族のサポートのおかげではないか。谷選手がすばらしく、人々の心を励ますことを認め、それから金メダリストになったことに祝意を表するのが、一部の人にとってはなぜこれほど難しいのか」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月10日