東方航空MU7535便墜落事故が心配されている。広西チワン族自治区梧州の現場では、救援活動が続けられている。雨が降り続いており、かつ墜落現場に入るまでは山道が一本あるのみで、救援活動が困難になっている。国家応急処置指揮部は22日午後9時、東方航空機墜落事故に関する会見を開き、現在まで機内の生存者は確認されていないと報告した。
ロシア、パキスタン、インド、朝鮮、英国などの各国首脳及び各国の在中国大使館が、事故の犠牲者に深い哀悼の意を表した。墜落機の製造メーカーであるボーイング、米連邦航空局(FAA)、米国家運輸安全委員会(NTSB)が声明の中で、調査活動に協力するため人員を派遣すると表明した。
業界内の専門家は22日、「環球時報」の取材に応じた際に、「現在最も重要な作業は捜索救助だ。すべての残骸、破片、特にブラックボックスをできる限り集め、事故原因の判断に役立てるべきだ」と述べた。また、最終的な事故原因の判断には長時間かかる可能性があると補足した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月23日