今年の全国両会では、80年代、90年代生まれの代表が多く活躍し、彼らの声は人民大会堂に若さと活気をもたらした。
95年以降生まれの楊登輝氏は第44回世界技能大会で優勝し、全国青年職業熟練者模範に選ばれたことがある。今年の全国両会で、楊登輝代表は職業教育への支援と投資を強化し、多くの優秀な技能人材を育成することを提案した。「多くの若者を職業技能教育に引き込むには、産業と教育の融合、学校と企業の協力を推し進め、教育チェーンと人材チェーンを産業チェーンとイノベーションチェーンと結びつける必要がある。政府、学校、企業が育成プラットフォームを共同で構築し、学校の技能人材が理論を高め、企業の技能人材が鍛え直す多くの機会を提供できるとよい」と述べた。
2021年の東京オリンピックで、張雨霏氏はわずか80分の間に2つの金メダルを獲得し、彼女の青春の姿は会場で輝き、無数の人を感動させ、勇気づけた。張雨霏代表は現在、中国の競技教育の優位性を通し学校スポーツの発展を促し、スポーツと教育の融合を深め、青少年の健康で楽しい成長を促すことに関心を寄せている。彼女は休憩時間に全人代代表になったことがあるチームメイトに経験を聞き、学校を訪問して体育の授業を調査し、学生の体験や思いを記録した。張雨霏代表は、「第一線の声に真剣に耳を傾けることで、本当の問題に気づき、よい意見を出すことができる。95年以降生まれの青年代表として、青年の気持ちを理解し、青年作業に情熱を注ぐ人になりたい」と述べた。
プイ族の民族衣装を着て蜂糖スモモの写真と分厚い調査報告を持って全国両会に出席した90年代生まれの盧丹代表は、注目を集めた。盧丹代表は貴州省安順市鎮寧プイ族ミャオ族自治県六馬鎮致富村党支部の書記を務めている。盧丹代表は、「政策支援を強化し、地元の特産フルーツを有名な公共ブランドにし、山地の特徴的な農業の質の高い発展を推し進めることを提案する。今年の政府活動報告は農村振興に何度も触れ、私は蜂糖スモモ産業は発展すると自信を持っている。村に帰ってから、すぐに両会精神を村民にシェアし、故郷の人たちと共にこの甘い事業に引き続き力を入れていく」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月13日