7月6日、中国・インド両国は、西蔵(チベット)の日喀則(シガツェ)地区・亜東(ドモ)県とインドのシッキムを結ぶ乃堆拉(ナトゥラ)峠を開放し、40年余り中断されていた国境貿易ルートを再開した。「中国・南アジア陸上大ルート」の構築は、中国・インド両国のために海上ルート以外の「2つの貿易ルート」を開拓し、現代版「シルクロード」の役割を果たすことを目指している。
乃堆拉峠で5日、鉄条網を隔て任務に就く中国・インド両国の国境警備兵
乃堆拉峠で4日、警戒にあたる中国兵。近くではインド兵が作業をしている
乃堆拉峠で5日、鉄条網越しに握手する中国・インド両国の国境警備兵
「チャイナネット」2007年7月6日