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農村に残された子供たち、全国で2300万人に
発信時間: 2007-12-04 | チャイナネット

中国の工業化・都市化・市場化の進展に伴い、大量の農村労働力が都市へと移動する中、農村に残される児童の数が増えつづけている。湖南省長沙市で開かれた「農村に残された子供たちのケアについての活動報告会」によると、農村に残された子供たちは全国で2295万人にまで達している。「中国新聞網」が伝えた。

農村に残される子供たちは、中国の都市化進展に伴って生み出された特殊な社会グループだ。工業化・都市化・市場化の進展が加速する中、このグループも増加を続けている。適切な家庭内教育を欠くため、これらの児童には、学業面で落ちこぼれる・生活面で助けがない・心のバランスに欠ける・家族の愛情に欠ける・安全が十分に確保されていないなどの困難や問題が多い。

中国共産主義青年団中央書記処の張暁蘭書記によると、青年団中央委員会と中国少年先鋒隊全国工作委員会は共同で「農村に残された子供たちに愛の手を」との活動を全国で展開、農村に残された児童と一般児童や都市に住む児童の仲間作りや、コンピュータを使ったテレビ電話など児童と両親が頻繁に交流できる場を提供するなどの活動を行っている。今年、湖南省だけで30万人以上の人々が、農村に残された児童のケアのため、様々な活動に参加している。

「人民網日本語版」2007年12月4日

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