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チベット高原の虫草採りで、農牧民の収入増加
発信時間: 2007-12-14 | チャイナネット

青蔵鉄道の開通につれて、チベットには観光客が殺到し、チベットの対外開放と経済交流が加速した。そうした中で、チベットの特産物は地元の住民が収入を得る糧となっている。冬虫夏草だけでも、今年、全自治区で51トンが採集され、それによる農牧民の収入増加は43億元に達した。

チベットは、冬虫夏草、サフラン(藏紅花)、蔵貝母、手掌参及びその他の貴重な菌類など、豊富な特産物に恵まれている。虫草にいたっては中国全体の生産量の6割を占めている。サフラン、蔵貝母、手掌参はチベット特有のものである。

虫草を探しているチベットの女性たち

虫草

統計データによると、今年チベットでは虫草が50余りトン採集され、平均価格は500グラムあたり83500元である。蔵貝母30トン、松茸470トンも採集され、両方とも史上最高の価格で売れている。特産物産業はチベット地方経済の発展に重要な働きを果たしており、農牧民の収入増加の重要なルートとなった。

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