中信銀行本店営業部と信誠人寿保険(生命保険)有限公司北京分公司はこのほど、「信用北京行」と題した信用情報知識の普及活動を共同で開始した。4月から11月までの活動期間中、人民銀行・征信(信用情報収集)センターの北京分センターの専門家を招き、個人信用情報の検索サービスを北京各地の20居住区の市民に向けて無料提供する。「新華網」が伝えた。
中国人民銀行営業管理部の蒋万進・副主任によると、今回の「信用北京行」活動の目的は、信用という概念と信用情報に関する知識を地域社会にまで 普及させること。住民の信用記録への注目度を高め、信用情報の持つ価値の発見を助け、信用に関連する行為の規範化を促し、良好な信用環境を作り出すことを目指す。
全国個人信用情報収集システムは07年末までに6億人近い個人の信用情報を収録し、システムへの1日平均の問い合わせは32万3千回にのぼっている。個人信用情報の問い合わせは、各商業銀行にとって欠くことのできないリスク管理の道具となり、個人ローンの貸し出しやクレジットカードの発行、期限切れのローンの取り立てなど各業務で重要な役割を果たしている。
「人民網日本語版」2008年4月11日
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