「80後(1980年代生まれの若者)」とはある世代を表す特殊な表記で、かつては無知な少年を表す代名詞だった。徐々に成長したこうした「80後」世代は社会に入り、消費の主流になっている。自動車消費の位置づけにおいてもこうした「80後」世代のニーズが一層重視されている。しかし社会的には、「80後」の自動車消費を贅沢で中国の伝統的な消費の概念に背くと見る意見が多い。「80後」は本当に車を買うべきではないのだろうか。「国際金融報」が伝えた。
甘粛省蘭州のあるインターネット利用者は次のように述べている。現在の「80後」世代で車を買った者は確かに少なくないが、その99.5%は親が資金援助して買ったものに違いない。自分の給料で買ったとしても、その人の住居や子供、仕事などをみな家族が手配してくれ、両親などに毎月生活費を援助しなくてもいいような人間であることが予測される。こうした人は自分が成功者だと考えるべきではない。もし父母の援助がなかったら車を買えたかどうか考えてみるとよい。
別のインターネット利用者tianweibo198さんはこう語る。「80後」を見くびらないでほしい。自分は1982年生まれで今年シボレーのEPICAを購入したばかりだ。費用は手数料を含めて17万元以上だが全部自分で稼いだお金だ。努力さえすれば自分の夢を実現することができるのだ。
河北省の利用者は次のように語った。自分は1981年生まれで車を購入した。自分で頭金を払い、ローンは給料から差し引かれるが、1カ月に5000元余りの月給だが、車を維持するのは問題ない。一部の人が車を買わないからといって、全ての「80後」世代が自分の力で車を購入することができないというわけではない。
「人民網日本語版」2008年6月11日 |