調査対象者の96.8%が、「将来、子どもは欲しい」と答えている。子どもを産むのに相応しい年齢は?との問いに対して、その回答は、平均25.7歳だ。調査対象者の学歴が高くなるほど、その年齢は高めに回答されている。
子どもの数に対し、大多数の理想は「1人か2人」で、平均1.8人になっている。現行の一人っ子政策がなければという仮説において、61.1%が「子どもは2人欲しい」、31.8%が「1人いればいい」と答えている。
報告によると、「男の子、女の子がどっちもいる家庭」が、一人っ子第1世代においてもなお理想とされていることを表している。男の子の子どもを持つ調査対象者の67%が「もう一人、女の子が欲しい」と答えている。逆に、女の子の子どもを持つ調査対象者の65.2%が「どっちでもいい」と答えており、「もう一人、男の子が欲しい」と答えたのは31.4%であった。
「理想的な子どもの数」に対し、大多数が「2人」と答えている。だが、調査対象者が予定する子どもの数は平均1.18人に過ぎない。65.2%が「子どもは一人で充分」との答えだ。夫婦の家族計画は、政策そのものよりも、経済面により決定することが一般で、「子育てが大変だから」という理由も、2人目を産みたくない大きな原因の一つとなっている。
「人民網日本語版」 2008年10月15日
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