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中国、自家用機の低空飛行許可へ
発信時間: 2008-10-29 | チャイナネット

民航局が28日明らかにしたところによると、関連部門は現在、非管制空域を設け、低空への飛行制限を緩和することを検討している。これにより、小型自家用機の低空飛行が正式に許可されることとなる。「広州日報」が伝えた。

「小型飛行機1機の値段は50~60万元であり、1台のBMWと比べても安い。個人飛行免許取得費用も3~5万元で済む」。業界関係者は、「低空飛行の開放で、自家用機ブームが起きるでしょう。少なくとも1千億元規模の新たな産業の出現です」と語る。

ベンツやBMWに飽きた広東の一部の「セレブ」たちは数年前から、自家用機の所有を始めていた。だが飛行機を買っても、自由自在に空を飛ぶことはできないのが現状だった。自家用機は一般的に低空飛行を行うが、中国政府はこれまで低空域を開放しておらず、低空飛行を行ういかなる飛行機についても、飛行予定日の3日前までに現地の民航管理部門への申請が必要で、許可取得があって初めて飛行が可能だった。

「珠江デルタ地域は個人飛行機を購入する人が国内で最も多い」。業界事情に詳しい関係者は次のように語っている。「しかしオーナー達はそれほど派手にやっているわけでもないようです。彼らの飛行機の多くはレジャー用で、友人を乗せて山頂に向かいキャンプをしたり、家族を乗せて風景を楽しんでいるぐらいですね」。

この関係者によると、自家用機を購入したこれらのオーナー達は飛行の前に申請を行うことはきわめてまれで、ほとんどがいわゆる「不法飛行」だという。

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