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Mosesさん、タンザニア人、上海大学国際経済学部の留学生、現居住地:上海 |
Mosesさんは中国に来る前、中国映画をたくさん観たり、中国に行ったことのある先輩に中国のことを真剣に尋ねたりいろいろな準備をした。そしてMosesさんの中で、中国の若者はみんな武術の達人で、昔気質で保守的で、外国人との交流がうまくないというイメージが出来上がった。
ところが、2002年に中国に来てからMosesさんの中国人に対するイメージはとことん覆された。大多数の中国の若者はカンフーができなかったのだ。そして中国の国際化に伴い、中国に来る外国人は増え、中国の若者も以前のように外国人との交流に照れることはなくなった。彼らはとても開放的で友好的で、すぐにうちとけることができる、とMosesさんは言う。Mosesさんにとって一番嬉しいのは、中国での7年間でたくさんの中国人の友人ができたこと。
Mosesさんは、中国に長年住んでもう中国の生活にも慣れ、卒業後も中国で仕事を探す予定だが、恋愛や結婚については、未だに中国人の考え方を理解し難いという。「僕の国では結婚はプライベートなことであって、親はまったく干渉しないよ。でも中国はそうじゃない。結婚は両親の同意を得る必要がある。結婚は2人のことなのに、どうして親が入ってくるんだろう。中国の親は娘に代って婿を選ぶこともあると聞いたけど、本当に理解できない!」。