北京で8日、女性兵士採用に向けた身体検査が行われた。今年の応募者数は昨年の実に2倍以上となった。「新京報」が伝えた。

「女性兵士募集弁法改革」の初年となった今年は、全国各地で一般社会に向けて広く女性兵士の募る最初の年でもある。北京では若年女性の軍隊入隊が熱を帯び、応募者数は例年をはるかに上回った。昨年はわずか1千人前後だったのに対し、今年は7日の時点で既に3千人以上からの応募があった。応募者数があまりに多く、定員は例年よりも減ったため、市内各区・県は学歴などに基づき書類選考を行い、身体検査に臨める1200人余りを確定した。

今年は身体検査に挑んだ女性のうち、高校卒業予定者が約10％、大学卒業予定者が約49％、大学在校生が約41％を占めた。市兵士募集弁公室関係者によると、今年の女性兵士の身体検査内容は基本的に例年と同様だが、新たに婦人科超音波検査が追加され、応募した若年女性に対する身体的要求がより客観的になった。

「人民網日本語版」2009年11月9日