肉や魚、果物、生活用品などの販売は一切行わず、取扱商品が男女の縁や愛情という「愛情スーパーマーケット」第一号店がこのほど、北京市西城区西直門西環広場で開業した。
「愛情スーパーマーケット」の店内には、多数の独身者のプロフィールデータが、性別、年齢、収入など各項目別に棚に陳列されている。独身者は、これらのデータから気に入ったパートナー候補者を選べる。これという人が見つかれば、身分証明書を提示した上で、スーパー管理者を経由して相手と連絡を取ることができる。
「愛情スーパーマーケット」の張穎氏によると、この北京店が一号店で、独身者専用に開業されたという。独身者であれば誰でも、無料で入店し、パートナーを探すことができる。「愛情スーパーマーケット」で取り扱っている独身者のプロフィールデータは全て、事実と照合されたもので、写真も付けられている。プロフィールデータをスーパーに「入荷」することについては、各個人の同意が得られている。
スーパー店内をうろうろしていた魏さんは、「『愛情スーパーマーケット』という名前を初めて聞いた時、とても新鮮に感じました。仕事が終わった後立ち寄ってみて、店内の印象も良かったです。プロフィールデータは非常に分かりやすく、見やすく、真実性はインターネットのコンテンツよりずっと高いと感じました。その場で相手と連絡を取ることができるなんて、ダイレクトで最高に素晴らしいです」と高く評価していた。
「人民網日本語版」2009年11月10日 |