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中国大陸での新型インフル死者は178人に
発信時間: 2009-12-02 | チャイナネット

衛生部は1日、新型インフルエンザ予防ワクチン接種と医療応急処置のブリーフィングを開催し、衛生部衛生応急事務室の梁万年主任が国内外の感染状況について説明した。

世界保健機関(WHO)の11月29日の発表によると、世界の207の国では62万人の新型インフルエンザ患者が確認され、そのうち7826人が死亡している。世界各国でワクチンの接種が始まったこの8週間に、安全性についての問題は特に発生していない。全体的に見て、北半球では依然として感染が広がっており、北米やカリブ海の一部のヨーロッパでは感染のピークを迎えている。またアジアでの感染は引き続き広がっている。 

中国大陸部の31の省、直轄市、自治区では、11月29日までに新型インフルエンザに感染した人は9万1393人で、そのうち7万2306人はすでに回復し、178人が死亡した。 

梁万年主任は中国の状況について、①感染の範囲が日増しに拡大、②新型インフルエンザに感染して入院した人や重症患者、死亡者が増加、③学校は新型インフルエンザ予防の重点場所、④北方での新型インフルエンザ流行の勢いは収まっているが、再び拡大する可能性も排除できず、南方の感染は前段階より拡大していると述べ、厳しい状態だと指摘する。 

衛生部は引き続きウィルスの変異を注意深く見守り、適時にウィルスの変異などの重要な状況に対して分析を行い、公共衛生への影響の動向を評価して、タイムリーに科学的、適切に重要な状況を処理するという。

ワクチン接種後の死者は4人

中国でワクチン接種後に死亡した人は4人で、そのうち3人の死亡はワクチンの接種とは関係がなく、他の1人に関しては調査中だ。 

11月29日までに全国でワクチンの接種を受けた人は2625万人に達している。

「チャイナネット」 2009年12月2日

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