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中国の人口、2033年に15億人の見通し
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット

国家人口・計画生育(計生)委員会流動人口服務管理司の張春生・司長は17日、北京で開催された「第3回人口発展フォーラム」において、「中国は第4次ベビーブームを迎えようとしている。中国の総人口は、2033年頃にピークの約15億人に達すると予測されている」と発言した。「中国新聞社」が伝えた。

張司長によると、中国の人口は、毎年平均約8百万人のペースで増加を続けているという。中国の総人口は、2010年に13億6千万人、2015年に14億人、2020年には14億5千万人となる見通し。ピークを迎えるのは2033年頃で、約15億人に達すると予測される。

張司長は、中国は間もなく第4次ベビーブームを迎えると指摘した。出産・育児適齢期(20?29歳)の女性の数が、2005年から2020年の間にピークとなる。また、全国で累計約9千万人の一人っ子が、続々と親になる時期に入る。これら2つの要素が重なり、出生率・出生児数ともに激増すると予測される。中国の就労年齢人口も、大幅な増加が続く見通し。中国の就労年齢(15-64歳)人口総数は、2016年にはピークの10億1千万人に達し、2020年頃も依然10億人レベルを維持すると見られる。

初歩予測によると、都市部に住む農村人口は2030年の時点で約3億人、流動人口は年平均5百万人以上増加し、都市化率は60%を上回る見通し。同時期の中国における流動人口総数は2億人に達し、都市部人口の4分の1以上を占めると見られる。

張司長が示した関連予測によると、インドの人口は2050年に17億4800万人に達し、中国を抜いて世界トップの人口大国となる。2050年時点での中国の総人口予測は14億3700万人。

「人民網日本語版」2009年12月18日

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