中国共産党中央政治局委員で国務院地震対策災害救助総指揮部総指揮を務める回良玉・国務院副総理は15日、甚大な被害にあった結古鎮で国務院地震対策災害救助総指揮部および青海省地震対策災害救助指揮部の共同会議を開催、地震対策災害救助各項任務スケジュールをさらに明確化した。
地震対策災害救助業務スケジュールの概要は、次の通り。
(1)地震発生後24時間以内に、交通・通信を基本的に復旧させる。これらの業務は既に完了。
(2)48時間以内に送電問題を基本的に解決、地震対策災害救助指揮部、病院など重点施設への電力供給を行い、燃料を十分に確保する。
(3)48時間以内に被災者を基本的にテント内に収容する。
(4)72時間以内に重傷者全員を搬出し、西寧、成都、蘭州などの各市および解放軍部隊病院で治療に当たる。
同会議ではさらに被災地の児童や生徒の授業再開について明確な要求が提出された。
「人民網日本語版」2010年4月16日