国務院新聞弁公室は4月18日午前10時、記者会見を開き、民政部災害救助局の鄒銘司長、中国地震局震災応急救援司の苗崇剛副司長が青海省地震の被害状況と救助活動の進捗状況について説明した。
鄒銘司長は次のように述べた。4月14日に青海省地震が発生してから、中国共産党中央政府委員会、国務院の指導の下で、民政部は地震対策災害救助総指揮部による対策を実施し、直ちに緊急体制に入り、被災地住民の基本的な生活の維持に全力で努めてきた。民政部は主に次の活動を行った。
1. 救援物資を調達し、被災地に輸送
2. 震災後の救助対策の決定と実施
3. 救援・義捐活動の実施についての指導
そのほか、国務院の要求に基づき、民政部が先頭に立ち震災救助総指揮部民衆生活班の活動を進め、関係部門と協力し資金や物資の確保、生活必需品の供給、物資供給などを行い、被災地住民の基本的な生活の維持に努めている。
民政部は今後、次の活動に力を入れる。
1. 被災地住民の生活保障を全力で行う。
2. 被災者に対する善後策を着実に実施する。
3. 災害調査を早急に行う。
4. 被災地の倒壊した家屋の再建を早急に進める。
5. 支援金や物資の使用に関する管理を強化する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年4月18日