韓国で論議を呼ぶ「済州島を買う」中国人住宅購入団

タグ: 済州島 中国人住宅購入団

発信時間: 2010-05-06 11:17:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「済州島を買う」。中国の不動産投資家は今、韓国の済州島に注目している。韓国アジア経済ウェブサイトは3日、「済州島を買う」というタイトルで、中国の不動産投資家がメーデーの休みを利用して、済州島で300億ウォン(約1億8300元・約25億円)の58件の不動産を購入し、ある人は家族名義で一度に3件の住宅を買ったと伝えた。 

韓国紙「朝鮮日報」のウェブサイトは3日、今回のイベントを主催した楽園レジャー開発会社の関連責任者の話を分析し、「中国政府が最近、次々と投機を目的とした住宅購入を制限する政策を出したあと、海外の不動産が新しい投資になっている。中国の500万人以上が住む18の都市から済州島までは2時間以内で行けるため、新しい不動産の投資場所として済州が中国人の注目を集めるようになったようだ」と報道。また済州島は中国の代理会社と協議し、今年に6回の住宅購入団を招くことにしているという。 

アジア経済ウェブサイトは「中国人が済州島の不動産に注目しているのは、今年2月から韓国が『不動産投資移民制度』を実施するからで、済州島は50万ドル以上投資した外国人に居住資格を与える。もし5年以上ならば永住権を出し、5年後に住宅を売っても永住権は有効だ。その他にも来年9月には英語を使う教育基地も関連のニーズを推進する」と分析。 

中国人の富豪が済州島で住宅を購入する報道は韓国で注目を集めた。そして多くの人が、不動産会社と地元政府が結託して中国人に土地を売っていると非難している。 

中国遼寧社会科学院の呂超研究員は3日、「環球時報」の取材に対して、「中国人観光客が済州島で不動産を購入し、観光やショッピングで消費するのは韓国も期待するところだ。中国は今、民間の遊資が多く、みんな海外不動産への投資はいい選択だと考えている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年5月6日

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