北京市第6回全国人口普査(国勢調査)外国籍人口調査の試行が9日に始まった。試行調査は15日まで。
北京市統計局担当者によると、全国第6回人口普査(国勢調査)は今回初の試みとして、香港・マカオ・台湾および外国籍者が調査対象に組み入れられた。試行調査は東直門街道で行われ、試行業務方案の詳細が制定された。
方案によると、今回の試行範囲は東外大街社区(コミュニティー)に限られる。調査対象は同コミュニティーに居住する香港・マカオ・台湾および外国籍者となり、各戸ごとに、一般家庭および学生寮、社員寮などの住民を調査する。試行基準日時は2010年5月10日午前0時。戸籍加入登記方式を採用する。今回の試行国勢調査の主な内容として▽氏名▽世帯主との関係▽性別▽生年月日▽大陸部あるいは中国入境の目的▽これまでの大陸部あるいは中国在住期間▽学歴▽法的身分あるいは国籍▽過去6カ月間の香港・マカオ・台湾での在住期間▽業種▽職業の11項目が含まれる。
「人民網日本語版」2010年5月10日