北京上海高速鉄道の山東省済南市に架かる黄河大橋がこのほど計画を前倒しで結合した。同鉄道山東省区間は既に基礎工事が完成、路盤は基本的に貫通した。北京上海高速鉄道は2011年8月に全線開通、試運転が予定されており、計画を1年以上前倒しで実現する見込み。「中国広播網」が伝えた。
黄河大橋の設計速度は350キロメートル。初期段階には300キロメートルで運行される。また同大橋の完成により太原青島鉄道が延伸されることになり、乗り入れる列車の営業速度は200キロ以上となる。「黄河大橋は主桁が前倒しで結合したことで、今後は路盤防水層工事に取り掛かる」同大橋建設関係者の艾氏は語っている。
「人民網日本語版」2010年5月18日