中国の富豪、最多出身校は北京大学 

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発信時間: 2010-06-02 16:20:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ウェブサイト「中国校友会網」は先月25日、「2010中国億万長者調査報告」を発表した。同報告は胡潤中国富豪ランキング(1999-2009年分)、フォーブス中国富豪ランキング、日刊紙「南方周末」中国(大陸部)人物富豪ランキング、月刊誌「新財富」富豪500任ランキングにそれぞれ名前が挙った億万長者に対して統計分析を行ったもので、幅広い若者や大学生に起業の参考を提供することを狙いとしている。「北京日報」が伝えた。

総括されたランキングに挙った億万長者の6割以上が総合大学・単科大学以上の学歴を有しており、そのうち27.44%は修士・博士学歴だった。四大・短大学歴者は総数の32.55%、中等専門学校以下および無学歴は40.01%と判明した。

調査結果によると、総合ランキングに挙った億万長者のうち、北京大学出身者が最多で、63人に達し、「2010中国富創出大学ランキング」首位となり、中国で富の創出能力に最も長けた大学となった。昨年、北京大学からは富豪38人がランキングに名を連ね、財産は合わせて1390億元、また個人資産が100億元以上の富豪は2人だった。

清華大学は2位で、富豪数は54人。以下、浙江大学(53人)、復旦大学(38人)、中国人民大学(26人)、上海交通大学(19人)と続いた。

総合ランキングに挙った億万長者のうち、「帰国富豪」は130人以上となった。しかしその資産から比較すると「帰国富豪」の富の創出能力は「本土富豪」に及ばず、大富豪は少なかった。昨年、資産100億元以上は「帰国富豪」11人に対し、「本土富豪」は39人に上った。

ランキングに挙った「帰国富豪」のうち、米ハーバード大卒の億万長者が6人で、世界の大学の中で最多となった。2位は米スタンフォード大で5人の中国人億万長者を輩出、3位はシンガポール国立大学で、4人の同じく中国人億万長者が誕生している。

「人民網日本語版」2010年6月2日

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