警察のヘリコプター。 |
北京市平谷区石林峡景観区の広場では3日午前、リモート操作の無人機と警察のヘリコプターが相次いで飛び立つ姿が見られた。コード「鷹目10」と名づけられた空中麻薬取締り活動の開始だ。無人飛行機を利用した北京では初めての空中麻薬取締り活動となる。
今回の活動は期間1カ月で、不法な栽培活動を根本的に予防?取締り、北京における麻薬原料の植物の「ゼロ栽培」という目標の実現を目指す。北京市禁毒(麻薬取締り)委員会が原料植物の生育サイクルの特徴に基づき、無人探査機と警察のヘリコプターによる共同行動を実施する。無人機は高い機能性と柔軟性を備えており、無人機であらかじめ広い範囲を調査し、重点区域を確定した上で、麻薬取り締まり専門家を乗せた警察のヘリコプターが詳細な調査を行う。
北京市公安局禁毒処の趙文忠処長によると、今年の1潤オ4月までに北京では麻薬関連の違法な案件1601件を立案、昨年同時期に比べて6.5%増加しており、容疑者2138人を逮捕、50キログラム余りの麻薬を押収している。
「人民網日本語版」2010年6月4日
リモート操作の無人機。 |