北京大学に儒学研究院が設立 国家幹部に儒家思想を

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発信時間: 2010-06-30 16:30:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京大学は29日、儒学研究院の設立を発表した。同校には既に、国学研究院、高等人文研究院、宗教文化研究院が誕生している。

儒学研究院設立大会および中国経学史研究討論会の席上、北京大学の周其鳳・学長は、同研究院は北京大学の「儒蔵(儒学関連資料)」編纂・研究センター、北京大学中国哲学・文化研究所、中国哲学教研室が基盤となって誕生、院長には今年83歳の同校ベテラン教授、湯一介氏が就任すると述べた。

湯一介氏によると、西洋学の中国伝統文化に対する衝撃は、中国伝統文化にとって自省の機会をもたらしている。「いま儒学を研究する必要がある。何を発揚すべきか、何を捨てるべきか、何を吸収すべきかを研究し、儒学を伝統から現代に向かわせる」。湯一介氏は語った。

武漢大学国学院の郭斉勇・院長は同時に、既に儒学ビジネスコースを開講している大学は少なくないが、いずれも企業家育成を目的としているが、儒家思想は政府幹部の育成強化の課程に組み入れられるべきだと呼びかけた。

「人民網日本語版」2010年6月30日

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