遼寧省大連市の大連新港では16日18頃、中国石油(ペトロチャイナ)の石油パイプラインが爆発し、関連部門は直ちに消火と救援活動を実施した。遼寧省公安庁によると、15時間で消火と全ての石油パイプラインを閉めたという。
18日午後には、事故発生時に勤務していた従業員への事情徴収が行われ、4社ほどの企業の調査がスタート。またリビアのタンカー「コスミック・ジュエル(COSMIC JEWEL)」に関する情報収集が行われ、大連市安全監視局の孫本強副局長によると、このタンカーはひとまず留め置かれているという。
初歩段階の調査によると、爆発は30万トンの原油を登載したタンカー「コスミック・ジュエル」号が原油の荷下ろしを行っていた際に起き、タンカーは事故発生後にすぐ現場から離れた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月19日