フィリピンの首都マニラで香港からの観光客らを乗せた観光バスが乗っ取られた事件で、人質15人のうち、8人が死亡、7人が負傷し、少なくとも1人が重傷を負った。犯人は射殺された。香港の外国人家政婦らは犠牲者を追悼し、マニラ警察当局に事件と救助過程について徹底調査するよう強く求めた。また、幸い命は助かったものの、10時間以上人質となり、けがを負った生存者に対して同情の意を示した。
香港の外国人家政婦らは、罪のない一般市民を人質に取り、傷つける行為は非難されるべきことだとし、フィリピンの警察王局に事件および救助過程について徹底調査するよう強く求めた。
香港特別行政区の曾蔭権長官は、「香港にはフィリピンからの使用人が10数万人から20万人いる。互いに助け合ってこの困難を乗り越えてもらいたい」と話した。
「人民網日本語版」2010年8月25日