中国は、身体障害者サービスシステムの整備を急ピッチで進め、知的障害者の社会進出によりよい環境と条件をつくっている。
これは、中国身障者連合会常務副理事を務める王乃坤中国スペシャルオリンピックス会長が、福建省福州市で行われている第5回中国スペシャルオリンピックスで述べたものである。王会長は「2009年までに、中国では知的障害者向けのリハビリ機構が2006個に達し、2万7000人もの子供がここでリハビリを受けている」と述べた。
2009年末までに、中国では身障者の面倒などをみている団体の数が3474で、知的障害者が主体となる11万人の身障者に、リハビリ、文化スポーツ、心理ケアなどのサービスを提供している。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年9月24日