催眠業界のタブー
①記憶を植えつける
『インセプション』には、主人公に記憶を植えつけられた妻が現実と夢の見分けがつかなくなって自殺してしまう場面があるが、実際は、催眠の中で記憶を植えつけてはならないとされている。植えつけた記憶をコントロールしたり、それを上手く拡散させることができる催眠術師はいないからである。
②パートナーの忠誠心をはかる
『インセプション』を見た夫が妻に催眠を強制し、妻が浮気していないかどうかを確かめようとしたというニュースがあったが、催眠術師の最も重要なことは顧客のプライバシーを守ることであり、当事者が同意しない限り、他の人の関与を許してはならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年9月25日