上海市政府が23日に開催した特別記者会見では、今月15日に発生した高層マンション火災の事後処理などが説明され、陳啓偉報道官は、この火災で男性22人、女性36人の合わせて58人が亡くなり、23日午後3時までに、DNA鑑定や家族の確認により57人の身元が判明したが、まだ1人の男性の身元が分かっていないと述べた。
この男性が亡くなった部屋の位置や、法律関係者が提供した情報によると、この男性は日本人の可能性があり、最終的にはDNA鑑定で確認する必要があるが、親族の血液サンプルはすでに上海に届いているという。
今回の火災による賠償金と救助金は1人当たり96万元(約1200万円)。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月25日