台湾台北中央研究院と台南国立成功大学の科学者は、発光するウニ型の金のナノ粒子の生物発光ダイオードを植物の葉の中に植え込むことで、木の葉が光を出し、街路灯の代わりにするアイデアを検討中だ。
この新しいナノ粒子は生物学的方法で発光するもので、現在の街路灯のように電流を必要とはせず、また24時間大気中の二酸化炭素を吸収することができる。蘇厳所・Yen-Hsun Su)氏は「化学世界」のインタビューに応えて「将来は生物発光ダイオードを利用して、道端の街路灯を夜光るようにさせることができるだろう。生物発光ダイオードによる発光はは葉緑素の光合成を促進するため、こうした方法は省エネであるだけでなく、二酸化炭素を吸収することもできる」と述べている。