29歳の母親がオートバイで息子を訪ねて4千里

29歳の母親がオートバイで息子を訪ねて4千里。 浙江省で5年間アルバイトをしていた29歳の李春鳳さんは、ある深夜、全身血だらけの6歳の息子が、ネズミと食べ物を争っている夢を見た…

タグ: オートバイ,息子

発信時間: 2011-01-19 16:29:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

身を守るために男装

李さんが働いているレストランは温州の郊外にある。オートバイで市内へチケットを買いに行った時、オートバイを預ける場所がないことに李さんは気がついた。駅でオートバイを送る費用を聞くと約300元だという。それにオートバイは分解しなければならない。

「私の1カ月の給料は1200元。オートバイの送料と旅費を加えると合わせて600元以上だ。それに家へ帰ったあとはオートバイを組み立てるためにまたお金がかかる」と、その時にはお金のことを気にやんだが、それよりも早く息子に会いたかった。

「あまりにも興奮して、よく考えずにオートバイで重慶に向かった」と、李さんはまず地図を買うが、小学校2年しか出ていないため、地図に書かれている字がほとんど読めない。仕方なく途中で人に聞いた。「地図上に路線を書いてもらった。多くの人はとても親切で、自分のことをオートバイで旅行している女性だと思ったようだ」

少しでも早く家に帰るために昼夜関係なく走り続けたが、李さんは悪い人に遭遇するを心配した。「勇気を出して2時間走ったがとても落ち着かない。そして突然、仕事着の青い制服を持ってきたことに気づき、それを着てヘルメットをかぶると、声を出さなければ男性のように見える。人がみれば、私は近くで働いている労働者だと思うだろう」

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