中国経済の発展にともない、中国人の資産は急増、資産1億ドルを上回る富豪の数には様々な意見がある。米メディアは、富裕層情報を調査する米ウェルス-Xが発表した最新データとして、個人資産が10億ドルを超える中国人富豪は150人と伝えた。
米経済紙ウォールストリートジャーナルは21日、中国ではお金持ちは資産を隠す傾向があるため、富豪の数は正確にはわからないとした。中国の民間調査機関「胡潤百富」が発表した中国の長者番付によると、中国には少なくとも189人の億万長者がいるが、実際の人数は米国を大きく上回る400~500人以上の可能性もあるという。
ウェルス-Xはこのほど、政府や銀行の各データ、財産研究およびメディアの報道をまとめ、中国大陸部の富豪数を新たに統計したところ、個人資産が10億ドルを超える富豪は150人、資産7億5千万~10億ドルの富豪は75人、資産3000万~5000万ドルの富豪は約4700人いたことがわかった。
同社はさらに、中国の富裕層に資産が依然として集中していると指摘。個人資産が5億ドルを超える富豪が7250億ドルの資産をコントロール、或いは彼らは富裕層の資産の40%をコントロールしていると説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月25日